平飼い卵とは?平飼いメリットとデメリットを紹介!

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平飼い卵とは?平飼いメリットとデメリットを紹介!

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みなさん、こんにちは!
卵のネット販売の店長をしております、岩と申します。

よく「平飼い卵は安全で美味しい」という言葉を聞きませんか?
たしかに平飼いは、自然に近い状態で育てられることがメリット。

ただ、土中の害虫を食べてしまうというデメリットもあり、
当社では安全性の高い高床式開放鶏舎を使って育てています。
卵は完全栄養食品とも呼ばれ、毎日の食卓に欠かせない食材です。

平飼い卵のメリットとデメリットを正しく理解して、
本当に安全安心で、美味しい卵選びにお役立てください。

平飼いとは?

卵を産む親鶏の育て方には、大きく分けて二つあります。
その二つとは、「ケージ飼い」と「平飼い」です。

ケージ飼いは、日本において主流となっている養鶏法です。
鶏を「ケージ」と呼ばれる飼育ケースの中に入れて育てます。

いつでも水が出るので、鶏は好きなだけ水を飲めますし、
個体管理がしやすいため、健康チェックもスムーズにできます。

また、ケージは積み重ねて使用するのが一般で、
それぞれの段の下には、フンを回収するベルトや、
鶏が生んだ卵を回収するベルトが備えつけられています。

産卵すると卵は転がって、通路側へと移動します。
その後に、集卵ベルトの上に乗って、卵を洗ったり、
パック詰めするセンターへと自動で運ばれていきます。

鶏が虫を食べない「高床開放鶏舎」

鶏が虫を食べない高床式開放鶏舎!安全・安心な卵づくり

このように、ケージ飼いは機械化が整えられた中で飼育するため、
鶏にとって安定した、衛生的な環境で育てることができます。
人手も省けるため、コストカットにもつながります。

一方の平飼いは、平たい地面の上に鶏を放して飼う養鶏法。
飼っている鶏がその場で自由に動き回れることが最大の特長で、
そのため、安全安心・美味しいといったイメージが広がっています。

たしかに、限りなく野生に近い状態で過ごせるのは、
鶏にストレスが少なく、メリットのあることでしょう。

ただし、平飼いにはメリットがある一方で、
平飼いならではのデメリットが存在するのも事実です。
平飼いのメリットとデメリットを整理しておきましょう。

平飼いのメリットとは?

平飼いのメリットは、何と言っても鶏が自由に行動できること。
自然界にいるのと近い状態で、思うように動き回ることができます。

また、鶏ならではの本能に沿った行動もとります。

たとえば、くちばしで地面をつつきながら食べるエサを探し、
鶏の羽などについてしまった汚れや寄生虫を落とすため、
砂の中で寝転んだり羽や動かしたりする「砂浴び」

卵を産むときは巣に隠れて産み、夜暗くなると、
「止まり木」と呼ばれる木の上で眠ります。

つまり、鶏の習性に近い生活を送れるというのが、
平飼いで鶏を育てる最大のメリットと言えるでしょう。

平飼いのデメリットとは?

ただし、平飼いにも意外と知られていないデメリットがあります。

1)害虫を食べる可能性がある

平飼いのデメリットは、害虫を食べる可能性があること。

平飼いすると、鶏は地面をつつきながらエサを探して食べます。
鶏にとっては、本能に近いような食べ方ができるわけですが、
自由に食べるので、食べ物を完全に管理するのは困難。

そのため、知らない間に土中の害虫を食べる可能性があります。
食べた物は当然、鶏の体や生まれてくる卵にも影響するため、
私たちが卵を食べるときには注意が必要です。

特に気をつけたいのが、卵かけごはんのとき。
虫を食べた鶏の卵は、生食には不向きですから、
適切に飼育されたケージ飼いの卵のほうが安心です。

2)衛生管理が行き届きにくい場合がある

次のデメリットとして挙げられるのが、衛生管理です。

ケージ飼いであれば、ベルトによってフンが回収されますが、
平飼いだとフンが落ちた地面の上を踏みながら生活することに。
そのため、衛生管理が行き届きにくい場合があります。

もちろん、手間ひまをかけて衛生管理をしている養鶏場もあります。
でも、こまめにフン処理していなければ病気になるリスクもあり、
平飼い卵だからといって安全安心だとは言えません。

3)病気やケガに気づきにくい可能性がある

平飼いのデメリットには、病気などの管理のしにくさもあります。

自由に鶏が動き回っているため、一羽一羽の区別がつきにくく、
病気やケガの鶏がいても、気づけない可能性があります。

人間も鶏も、病気は早期発見・早期治療が原則です。
発見が遅れると、病気がさらに広がる可能性もあるため、
鶏が自由に動けるのは、マイナスの側面もあるということ。

衛生的な高床式解放鶏舎で育てています

安全安心で美味しいというイメージがある平飼い卵ですが、
たた単純に平飼い卵のほうが優れているわけではありません。

衛生管理の行き届かない養鶏場で育った平飼い卵よりも、
機械化が進み、飼育や衛生管理を丁寧に行って育てている、
ケージ飼いの卵の方が安全安心であると当社は考えています。

約二十五年ほど前に、当社が自社養鶏場を作ったとき、
「生でも安心して食べていただける」ことにこだわって、
当時は珍しい高床式開放鶏舎を導入し、安全管理に努めました。

鶏舎の二階部分にケージを組み立てているため、
鶏とフンが触れることなく、衛生面の心配はありません。

また、鶏舎は開放できる構造になっているため、
秋冬など寒い時期は閉め、暖かく快適な環境を整えます。

そして、夏のように熱がこもってしまうときは開放するなど、
鶏が心地よく、ストレスフリーで過ごせる環境を整えています。

当社の鶏社員たちはストレスフリー!

鶏というのは、とてもデリケートな生き物です。
エサを与えるスタッフの帽子が変わっただけでも、
ストレスを感じて、食欲がなくなってしまうことも。

美味しい卵を産むために、ストレスは大敵です。

当社では常に快適な温度と湿度を保ちつつ、
新鮮でおいしい水と、栄養たっぷりの飼料を与え、
衛生的で心地よい鶏舎を用意することに心を配っています。

まさに、当社の鶏社員たちはストレスフリー!
毎日いい環境で、美味しい卵を産んでくれています。

本当に安全安心で美味しい卵を……とお探しなら、
当社自慢の「太陽卵」を、ぜひご賞味ください!

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