みなさん、こんにちは！
卵のネット販売の店長をしております、岩と申します。

当店で販売している最高級鶏卵「タウリンの里」は、タウリン豊富！
タウリンは魚介類に多く含まれる物質で、アミノ酸の一種です。
栄養ドリンク剤でおなじみなので、元気が出るイメージでは？

ところがタウリンの効果は、疲労回復や滋養強壮だけではありません。
肝臓機能を高めたり、血圧を正常に保ったり、疲れ目を解消したり。
実は、お疲れ気味の現代人にうれしい効果がいっぱい！
最近では、難病・ミトコンドリア病の治療にも役立つと話題です。

そこで今回は「タウリンってどんな栄養素？」など、
意外と知らないタウリンの効果や魅力について迫ります。

タウリン効果（１）疲労回復効果で身体を元気に！

タウリンの効果といえば、やはり代表的なものが「疲労回復・滋養強壮」です。
タウリンを摂ると疲れが摂れる理由は、筋肉が元気になるためです。

タウリンは私たちの身体の各組織に含まれています。心臓や脳、目の網膜など、あらゆる部分に存在しています。特に多いのが筋肉！タウリンが十分とれれば、筋肉はスムーズに動きます。でも、逆にタウリンが不足すれば、筋肉がうまく動かなくなってしまいます。その結果、疲れを感じたり、元気が出なかったり……という状態になるのです。

最近、タウリンの疲労回復のメカニズムとして、大きな注目を集めているのが、細胞内のミトコンドリアです。ミトコンドリアは、疲れにくい身体をつくるための重要なカギで、スタミナを左右する重要な存在なんです。

ミトコンドリアは、いわば「細胞内のエネルギー工場」です。細胞の中で、エネルギーを生み出す働きをしてくれます。つまり、ミトコンドリアが増えれば、エネルギーが豊富につくられて、元気になるというわけです。

タウリンにはミトコンドリアを増やす働きがあるとされています。先日、ミトコンドリアの機能が落ちる難病・ミトコンドリア病を治す薬として、タウリンを使った治療薬が承認されました。誰しも、年齢とともに疲れやすくなってしまうもの。

以前のように踏ん張りがきかない、知力が続かない……そんな風にお悩みでしたら、加齢とともに、ミトコンドリアの質が低下しているかもしれませんね。コツコツとタウリンを補給してあげましょう。

タウリン効果（２）肝臓の機能を高める！

タウリンの効果として「肝臓の機能を高める」作用も挙げられます。タウリンには、肝臓の細胞の回復を促す働きがあります。弱った肝臓機能を正常に戻してくれるのです。

昔から二日酔いには、しじみの味噌汁が良いと言われてきました。たくさんお酒を飲んだ翌日は、しじみの味噌汁を飲む方も多いのでは…。タウリンは貝類に多く含まれており、しじみはその代表例なんです。

しじみに含まれるタウリンには、肝臓の解毒作用を強化する働きがあります。タウリンを摂ることで、アルコールでダメージを受けた肝臓がしっかりと回復。昔の人は、経験的にタウリンの効果を知っていたのです。

もちろん、肝臓を弱らせないためには、飲みすぎないことが大事。とは言っても、何かとお酒を飲む機会も多い現代人。しかも、ストレスが蓄積していると、肝臓は知らない間にダメージを受けてしまいます。タウリン効果で肝臓を元気に保ちましょう。

タウリン効果（３）血圧上昇を抑え、健康な身体に！

タウリンの効果として「血圧上昇を抑える」という点も見逃せません。タウリンには交感神経の働きを抑える作用があるので、血圧を下げ、高血圧を予防することができます。

中高年にもなるとさまざまな症状が現れますが、高血圧もその一つ。現代では、中高年が10人集まれば３～４人は高血圧です。生活習慣の問題から、近年では早くも30代から、
高血圧の方も増えています。

血圧をコントロールするのは、交感神経と副交感神経からなる自律神経。そして、血圧の上昇には交感神経がかかわっています。交感神経の働きが活発になると、血管が収縮し、心臓から送り出される血液量も増え、血圧が上昇します。

なにかとストレスを抱える現代人。交感神経がめいっぱい働きがちです。そこに、加齢も加わると、ますます高血圧を招いてしまいます。高血圧の問題はただ単に血圧が高いことだけではありません。頭痛やめまい、肩こりの症状を起こすだけではなく、生活習慣病の引き金になってしまうのです。

血圧が高い状態が続くということは、血管に大きな力がかかり続けるということ。血管の壁は本来、弾力性があります。ところが、高血圧が長く続くと次第に硬く、もろくなってしまいます。そして、圧力に耐えきれなくなると、血管が破れてしまうのです。

研究によって、魚の消費量が高い地域では、高血圧の発症率が低いことが分かっており、魚介類に含まれるタウリンがひと役買っていると考えられます。高血圧の改善効果を望むなら、食物繊維と一緒に採りましょう。キノコや海藻類と組み合わせるのがオススメ。

タウリン効果（４）コレステロール値を下げる！

コレステロール値を下げることも、現代人にはうれしいポイント。タウリンは消化管内におけるコレステロールの吸収を抑え、コレステロール値の上昇を抑えてくれます。

その際、カギを握るのが、肝臓で作られる胆汁という液体です。
胆汁は脂肪の消化を助ける成分で、材料となるのがコレステロール。

つまり、胆汁が多く作られることは体内のコレステロールが豊富に使われるということ。タウリンには胆汁の生成を促す作用がありますので、結果として、大量のコレステロールが使われて、コレステロール値が下がるんですね。

現代人はコレステロールが増えがち。健康診断のたびにコレステロールの値を気にして、「上がった！下がった！」と一喜一憂する方も多いと思います。適度なコレステロールは健康維持に欠かせませんが、数値が大きいければ、早めの対策が必要でしょう。

タウリン効果（５）疲れ目解消で、目もスッキリ！

目の網膜でもタウリン効果は活躍します。傷ついた網膜を修復し疲れ目やかすみ目など、目の不調を解消してくれます。実際にタウリンは目薬の成分としても利用されています。

タウリンはもともと、目の網膜にも存在する栄養素。網膜の神経を抑制することで網膜を守っています。しかも、視神経や筋肉の緊張をほぐす作用もあり、疲れ目の改善などにも効果的なんです。

最近は目を酷使する機会が多く、目のトラブルを抱える人が増えています。
一日中パソコン画面を見ながら仕事して、寝る直前までスマホとにらめっこ……
こんな風に目を使い続けていれば、疲れ目やかすみ目などの不調に見舞われます。

目は別名「脳の出張所」。脳の情報の８割以上は、目を通して集めていると言われており目の疲れは、脳の疲れでもあります。脳をしっかりと休めるとともに、めいっぱい頑張る目の網膜が喜ぶ栄養を、定期的に補給してあげましょう。

どんな食材に含まる？タウリン豊富な食材

タウリンは、主に魚介類に多く含まれているアミノ酸です。特にカキの含有量が高くて、生ガキを２つ食べれば、一日分のタウリンがまかなえるほどです。その他、タコやイカ・アサリ・シジミ・ホタテやエビなどにも多く含まれています。

実はタウリンは、旨み成分でもあることをご存じでしたか？
干したスルメイカの表面に吹く白い粉の正体は、他ならぬタウリン。
アサリやシジミの出汁がおいしいのも、タウリンのおかげなんですよ。

タウリンの効果を生かすために意識したいのが、調理法です。タウリンは水に溶けやすい性質を持っており、熱にも弱いので加熱しすぎると、栄養が壊れてしまいます。一般的に焼くと３割、煮ると５割が損なわれるのだとか。タウリン豊富な食材を食べるときには、ぜひ、調理法もひと工夫しましょう。

食材なら、刺身にして生で食べたり、栄養を丸ごと摂れる煮汁やスープがおすすめです。さらに、ビタミンCと一緒に摂ると、タウリンの効果がアップ。生ガキを食べるときに、レモン汁を絞るのは、栄養学的にも理にかなったことなんですよ。

タウリン豊富！毎日食べやすい「タウリンの里」

タウリンは疲労回復や滋養強壮はもちろん、肝臓機能を高め、高血圧を予防し、
コレステロール値を下げてくれる、現代人にうれしい効果いっぱいの栄養素です。

タウリンは体内でも合成されますが、その量は少なめ。
栄養ドリンクに含まれるタウリンは人工的に作られた成分です。
天然のタウリン豊富な食材から、積極的に摂取するのがポイントです。

昔の日本人は、魚介中心の食生活を送り、毎日の食事の中でタウリンを摂ることができていました。ところが現代では魚を食べる量が減り、タウリンの摂取不足になっています。しかも、消化する肉の摂取が増えることで、ますますタウリン不足になっています。

ぜひ意識的に、タウリンを含む食材を摂るようにしてください。当店の「タウリンの里」なら、毎日食べる卵を通して、良質なタウリンを摂取することができます。ぜひ現代人の健康をサポートする食材として、当店のタウリンの里もお役立てくださいね。