みなさん、こんにちは！
卵のネット販売の店長をしております、岩と申します。

卵はたんぱく質をはじめ、栄養満点の食材です。
毎日の食生活に必ず取り入れたいものですね。

卵は料理はもちろん、お菓子作りにも使えます。
夏バテで食欲が落ちてしまったときには、
卵でお菓子を作ってみてはいかがでしょうか？

よく長崎カステラにご使用いただいている太陽卵。
白身にコシがあるため、撹拌に時間がかかるそう。
でもその分、ふっくら高く仕上がるそうです。

お客さまからも最近よく、
「太陽卵でシフォンケーキを作りました！」
というお声をいただきます。

ただし、ポイントになるのが「メレンゲ作り」
メレンゲがどうもうまく泡立たない……
そんな経験をしたことはありませんか？

昨今はハンドミキサーがあるので便利ですが、
私が子どもの頃には、まだありませんでした。
そこで、泡立て器を使ってシャカシャカ。
手動で作っていたで大変だった記憶があります。

「同じ方向に混ぜないと泡立たないよ！」と
母からよく言われ、子ども心になぜなんだろうと
不思議に思ったものです。

メレンゲがうまくいかない原因はいくつかあります。
原因解消のため、こんな点を意識してください。

• ・なるべく新鮮な卵を使用する
• ・泡立てる調理器具を清潔に保っておく
• ・卵黄が混じらないようにしっかり分離させる
• ・砂糖は5割ほど泡立ってから、数回に分けて入れる

さらに、泡立てる前にレモンか塩少々を入れると、
しっかりと泡立つので試してみてくださいね。

ちなみにメレンゲに使う卵白ですが、
どのような性質があるのかご存じですか？
いくつかポイントをお伝えしましょう。

１）卵白は低カロリー高たんぱく

卵白のうち、90％近くが水分なので低カロリー。
残りの10％には、良質なたんぱく質が詰まっています。

さらに、脂質の代謝に欠かせないビタミンB2も豊富。
低カロリーながら、大事な栄養ぎっしりです。

２）風邪には卵酒も納得！

卵白には、リゾチームという酵素が含まれています。
リゾチームは精製され、風邪薬にも使われているのです。

「風邪をひいたときは卵酒を飲むと良い」
というのも、実は理にかなっているのですね。

３）白濁は新鮮な証拠！

卵を割ったとき、白身が濁っていると、
「卵が古いのでは？」と思ってしまいますよね。

でも実は、白濁しているのは新鮮な証拠。
卵が新しいうちは炭酸ガスを多く含むため、
白く濁ったように見えるのです。

ちなみに、白身の中にある白いひも状の「カラザ」は、
卵黄を卵の中央に固定するためにあります。
その正体は、各種アミノ酸や糖類。栄養たっぷりです。
取り除かず、そのままお召し上がりくださいね。

太陽卵で美味しいお菓子が作れたら、
感想を教えていただけるとうれしいです(*^_^*)