殻が薄い卵は品質が悪い?殻の厚さと卵の質は無関係

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殻が薄い卵は品質が悪い?殻の厚さと卵の質は無関係

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卵をコンコンと割ったときに、
殻が薄くて、すぐに割れる卵もあれば、
逆に分厚くて、割れにくい卵もありますよね。

時折「殻が薄い卵は、品質が悪いのでは?」
というお問い合わせをいただくことがあります。

結論から言えば、殻の厚さと卵の質は無関係です。
薄いからと言って、品質が劣るわけではありません。
では、なぜ殻の厚さが違うのでしょうか?

1)鶏の日齢(年齢)が違う

まず一つ目の理由は、鶏の日齢の違いです。
基本的に、若い鶏が生む卵は殻が厚め。
日齢を重ねるごとに薄くなる傾向があります。

2)鶏が飲む水の量が違う

二つ目の理由は、鶏が飲む水の量の違いです。
暑い夏場になると水をたくさん飲みますし、
夏バテ状態になると食欲も低下します。

そうなるとカルシウムの摂取量が減り、
殻の強度が下がってしまうというわけです。

3)飼料に含まれるカルシウム分が違う

三つ目が飼料に含まれているカルシウム分の違いです。
飼料には牡蠣殻(かきがら)が含まれています。
牡蠣殻が多ければ多いほど、
カルシウム摂取量が増え、殻が厚くなるのです。

このように、卵の殻の厚みが違うのは、
日齢や水分、牡蠣殻などが理由です。
決して卵の良し悪しを決めるものではなく、
むしろ違いがあるのが自然な形なのです。

ちなみに当店では、殻を分厚くするために、
牡蠣殻を過剰に入れることはありません。
それは鶏の飼料の栄養バランスを重視しているため。
黄身の色をつけるための着色料も一切使っていません。

どうぞ安心してお召し上がりくださいね!

卵の殻の硬さ、なぜ違うの?

また、卵の殻の硬さが違う理由としては、
もちろん鶏が持って生まれた個体差もありますが、
鶏が摂取するカルシウムや水の量が影響します。

1)カルシウム量(エサの配合)

赤玉を産む鶏と、白玉を産む鶏だと、
赤玉の鶏のほうがエサをしっかり食べます。

するとカルシウム摂取量が多くなるため、
赤玉のほうが殻も硬くなる傾向があるのです。

2)鶏の日齢

風船を思い出してみてください。
大きく膨らませれば膨らませるほど、
風船は薄くなっていきますよね。

鶏の卵においても、似たようなことが起こります。
成鶏になると、大きい卵を産むため殻は薄く、
若鶏は小さい卵を産むため硬い卵となるのです。

3)水の量

私たち人間も、暑い夏は水をたっぷりと飲みますし、
冬になってくると、自然と水を飲む量も減ります。
鶏も同じ。気温によって水を飲む量が変わります。

水分を多く摂る夏は、薄く柔らかい殻となり、
寒くて水の量が減り、エサをたくさん食べる冬は、
殻が硬くなる傾向があるということです。

通販でお届けする卵の破損を防ぐためには、
カルシウムを強化したエサを食べさせて、
殻を強くするのも一つの方法かもしれません。

でも、良質な卵をつくる基本は、
やはり鶏が食べるエサの栄養バランスが大切!

鶏は、気候に合わせて食べ物や水の量を調節し、
健康を保っているわけですから、
無理にカルシウムを摂らせることはしていません。

当店の鶏たちは、元気いっぱいに育っています。
ぜひこれからも安心して、お召し上がりください。

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